大人になってから趣味を増やしたいと思ったことありませんか?
その候補としてよく挙げられるのが楽器演奏です!
しかし、やったことのない人からすると
「楽器屋さんに入りずらい…」
「楽器は高いイメージあるから手を出せない」
という声がたくさん上がると思います。
私は4歳からピアノを習い始め、短大で音楽科を卒業、楽器店勤務も経験しました。
そこで今回、
初心者の方でも始めやすいと思う楽器を3つセレクトし、紹介していきます!
どんな楽器があるのか?
ここからは、どんな楽器があるのかや、価格による違いなどをご説明します。
楽器にはどんな種類がある?
楽器には大きく分けて9種類に分けられます。
鍵盤楽器 | ピアノ、キーボード、エレクトーン、等 |
管楽器 | トランペット、サックス、トロンボーン、フルート、等 |
弦楽器 | バイオリン、ギター、等 |
打楽器 | ドラム、マリンバ、等 |
電子楽器 | シンセサイザー、電子ドラム、等 |
電気楽器 | エレキギター、エレキベース、等 |
和楽器 | 琴、尺八、等 |
民族楽器 | ジャンベ、ボンゴ、等 |
その他楽器 | 他の分類に入らないもの |
音の出し方は様々であり、
指を使って音を出すもの、口から息を吐き、音を出すもの、
弓やスティック、爪を使うものなどがあります。
上に書いた楽器の中に、気になるものはありましたか?
気になった楽器は調べてみましょう!
楽器はどうやって選べばいいのか?
「見た目がかっこいい!」
「好きなアーティストが使っている」など、選び方は人それぞれです!
ですが、押さえておきたいポイントは
①予算・・・・自分の予算に合う楽器があるのか?
楽器はピンキリなので、大体の予算を決めておきましょう。
たくさんある楽器の中から選択肢を絞ることができます。
②見た目・・・自分好みの色、形のものがあるのか?
見た目が気に入って楽器を購入する方もたくさんいます!
自分好みの色や形の楽器があるのか探してみましょう。
③音・・・・・自分が好きな音なのか?
音の違いは、楽器屋に行くと、店員さんが楽器を鳴らしてくれるので、わかりやすく音の違いを理解することができます。
また、なぜ音が違うのかも説明してくれますよ^^
実際に音の違いを体感してみましょう!
価格の違いで何が変わる?
楽器店には、手に取りやすい安価なものから高価なものまで置いてあり、
価格が幅広いですよね。。。
その差は何なのかというと、
楽器にとって大事な音と表現の幅が広がります。
高価なことには理由があり、
自分が出したい音、自分が表現したい音が鳴ってくれます。
なぜ高い楽器は良い音、幅広く表現ができるのか?
それは、作り方や使っているパーツの質が異なるからです!
現在は法律によって伐採が制限されている貴重な木材もあります。
また、高価なパーツを使用していたり、
工場生産されているもの、職人が一つ一つ丁寧に作っているものもあります。
その違いにより、価格が大きく変わっていきます!
音楽を始めるメリットとは?
ここからは、音楽を始めると何が良いのかを紹介します!
脳が活性化する
楽器演奏は、楽譜を読むために目を、自分の演奏を聴くために耳を使います。
そして楽器を鳴らすために指や身体を動かします。
つまり全身運動をしているんです。
脳への影響はどうなっているのか?
左脳・・・数学的な思考を行う=楽譜を読むこと
右脳・・・創作活動を行う=楽器を使い音を鳴らすこと
楽器演奏は右脳と左脳を同時に使っています。
最近では音楽療法という分野も広がっており、
認知症予防のためにも音楽が取り入れられています!
生活が豊かになる
楽器は、自分の感情を表現するものと言われています。
楽譜や音楽を聴いて、
「この音楽は何を表現しているのだろう…?」と考えていくうちに、
感受性が豊かになり、人の気持ちを考えることができるようになっていきます。
音楽をしていなかった時よりも、音楽を聴くのが面白くなっていくと思います^^
そして、楽器の練習や演奏は、時間を忘れ没頭できるので、
ストレス発散にもなります!
達成感を味わえる
楽器を弾けるようになるには練習が必要です。
ですが練習した分、上達していきます!
そして、楽器を使いこむことで良い音に変化していきます。
弾けない時はとても練習がきついですが、
それを乗り越えた時の達成感はとても気持ちがいいです!
練習がなかなか続かなそうだな…と思う方は、
こちらの記事も見てみてください!
おすすめの楽器3選
楽器の種類や選び方などをご紹介しましたが、
ここからは初心者の方でも手に取りやすく、
始めやすい楽器をわかりやすく紹介していきます!
ぜひ参考にしてみてください^^
癒される音色!カリンバ
カリンバと聞いて「?」の方がたくさんいらっしゃるかもしれませんが、
カリンバとは指ピアノとも言われるアフリカの民族楽器です!
木の箱の真ん中に穴が空いており、金属の棒が固定されています。
この金属の棒を指で弾き、音を出します。
音はオルゴールのような優しく、癒される音色です。
カリンバの魅力
①音色・・・・・・オルゴールのような癒される音
②弾きやすさ・・・指で弾くとすぐに音が出る
③価格・・・・・・3,000円台から売っている
指で弾くとすぐに音が出ます。
音階がわからなくても、金属部分と楽譜には番号が書いてあるので安心!
使っている木材などによって価格は変わりますが、3,000円台から売っているので始めやすいです♪
音も大きくないので、近所迷惑にもならずに楽しめます^^
必要なもの
①教則本
自分が弾いてみたい曲が載っている本や、使い方などが写真付きでかりやすく載っているもの
②チューニングハンマー
カリンバを購入するときに付属品としてついていることが多いです
③チューナー
音が正しいか確認する際に使用します。クリップ型でも置き型のものでもどちらでもOK!
楽器店にもサンプルが置いてあることが多いので実際に触ってみてくださいね。
南国気分を味わう!ウクレレ
ハワイの楽器と思われがちですが、
ポルトガル移民がハワイに持ち込んだのが始まりと言われています。
ポルトガル人が、ハワイに自生するコアという木材を使ってウクレレを作ったことから後に、
ハワイの楽器として親しまれるようになりました。
ウクレレの魅力
①音色・・・・・・南国を感じる、癒される音色
②弾きやすい・・・弦が柔らかく、抑えやすいためすぐに音が出る
③コンパクト・・・サイズが大きすぎず、軽い
音色は木材によって違いはありますが、どのウクレレも南国を感じさせる優しい音が出ます!
ウクレレは弦が柔らかいので、抑えやすく、指も痛くなりにくいです!
価格は木材によって異なり、ピンキリです!
ですが、安すぎるものはチューニングが合わなかったり作りが甘いものが多いので、
個人的には2万円以上の物がおすすめです!
ウクレレ演奏に必要なもの
①教則本
カラー写真で自分が見やすいと思う本を選びましょう。
また、初心者用の楽曲集もたくさん出ているので、
好きな曲が入っている楽譜から練習するのも個人的にはおすすめです!
②チューナー
音を合わせるための必須アイテム!クリップチューナーがおすすめ!
③お手入れ用品
ウクレレは木なので乾燥してしまいます。
弦を張っている部分が乾燥すると割れてしまうことがあるので、
弦を変えるタイミング(月1回)で指板オイルを塗りましょう。
ウクレレは3つのコードを覚えるだけで弾ける曲もあり、和音が弾けるととても楽しいです!
管楽器を手軽に!デジタル管楽器
デジタル管楽器、ご存知でしょうか?
楽器を電池や電源で稼働させ、スピーカーから管楽器の音が出る楽器です!
今ではYAMAHAやRoland、AKAIなどのメーカーから出ています。
・YAMAHA デジタルサックス
サックスに特化しており、音色はサックスのみ
・Roland エアロフォン
リコーダー感覚で楽しめる。音色はサックス、木管・金管楽器、弦楽器、シンセサイザーなど
・AKAI ウインドシンセサイザー
ウインド・シンセサイザーの代名詞。
木管・金管楽器、シンセサイザーなど
デジタル管楽器は「昔から管楽器に憧れがあった!」という方や、
「やってみたいけど、生の楽器は音も出るし、金額もするから…」
といったような方にとても人気です♪
デジタル管楽器の魅力
①音源
憧れの管楽器の音が気軽に出せる!
機種によっては、息の吹き具合により音が変化するものもあります!
②音量調節ができる
内蔵スピーカーの音量調節やヘッドフォンでの使用が可能。
また、アンプなどに繋いで演奏も可能です!
③軽い
デジタル管楽器は、たくさんの音色を楽しむことができます!
また、音量調節やヘッドフォンの使用も可能なので、近所に音が漏れる心配もありません。
価格帯はメーカーやモデルにより異なりますが、4万円〜始めることができます。
ウクレレやカリンバよりも金額は高くなりますが、
手軽に管楽器を始めたい方にはとてもおすすめです!
音楽のある生活を楽しみましょう!
今回は初心者の方でも手軽に始められる楽器として3つご紹介させていただきました。
この他にも楽器にはたくさん種類があり、手軽に始められる楽器もたくさんあります。
興味があればぜひ、楽器店に行ってみてください!
楽器を始めて、音楽のある生活を始めてみませんか?